これまで多くの企業では、目標管理や人事評価、また評価結果に基づく報酬の分配といった人事制度による働きかけ或いは社員一人ひとりのスキルや責任意識の向上を狙いとした階層別研修の実施を通して、人材育成や組織創りを行ってきました。
しかし、近年ではこのような制度、研修によるアプローチが上手く機能しなくなってきています。特に40代以下の若い世代になればなるほどこれら施策がうまく馴染まない傾向が強まり、意欲や生産性の向上に効果をもたらさないばかりか、管理・教育を強めるほど、反発や抵抗、優秀な人材の離職が増えてしまうことなどもあります。私たちは、これを「させる・分からせるアプローチの限界」と呼んでいます。本セミナーでは、社員一人ひとりのパフォーマンスを最大限に引き上げ、チームが一丸となって未来を共創していくためのアプローチとして、近年注目を集めている組織開発の考え方や手法をご紹介します。

１．研修や人事評価でなぜ人は育たないのか
２．トップの想いと現場がすれ違う構造と原因
３．組織開発とは何か
４．答えのない時代に創発するチームづくり
５．土壌作りに必要な経営幹部・リーダーのあり方
６．土壌作りを促すアプローチ事例