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現場の感動・感謝「見ず知らずの先生方の後ろ姿」

2019.09.20

見ず知らずの先生方の後ろ姿に、私は涙が出そうになりました

株式会社 日本経営
中野翔太

 

出張で新幹線に乗ってきたときの話です。

「お客様の中に体調のすぐれない方がおられます。 医療関係者の方がおられましたら、お手数ですが6号車までお願いできないでしょうか」

慌てた様子で車掌から、車内アナウンスが流れました。

 

ほどなくして、新幹線は次の駅に停車。

異なる車両だったため、私はどうなったのか心配をしながら下車しました。

すると、駅のホームにご高齢の方が横たえられており、その方を囲んで3名ほどの方が、なにやら手短に打ち合わせをされています。

すぐに上半身をはだけ、駅員さんにいくつか指示を出し、心肺蘇生が始まりました。

 

スローモーションのように、長い時間に感じられましたが、1、2分のことだったのかもしれません。

懸命な救命活動の後ろ姿を見て、私は思わず涙が出そうになりました。

私が目にしたのは、そこまでです。

 

恐らく救助に当たっていた先生方は見ず知らず、お互いに名前も知らない方同士に違いありません。

しかし一瞬の判断で役割分担し、患者さんの救命に当たられていたのです。

 

このようなことは、医療現場では毎日のように起こっていることなのかもしれませんが、日常の景色の中で目の前で目撃すると、言葉になりませんでした。

感動的でした。

 

働き方改革とか、生産性の向上とか、チームの開発とか、そういうことに、取り組んでいる私たちです。

経営とか、指標とか、チームへの貢献とかで、成果を計っている私たちです。

 

しかし、それは、何のためにしていることなのか。

それは、「いまも全国で、自分のことは後回しにして、患者さんの命を助けることに向き合われている方々の存在があるから」です。

 

いい仕事をしよう。

叶わないまでも、頼りにしていただけるような私たちになろう。

 

見ず知らずの先生方の後ろ姿に、感動とともにシンプルにそう決意することができた出来事でした。

 

 

メッセージの執筆者

中野翔太中野翔太(なかの しょうた)
株式会社 日本経営 組織人事コンサルタント


中小企業、医療福祉機関のクライアントを対象とした人事制度設計、人材開発、組織開発、キャリア開発など、組織人事領域に関するコンサルティング業務に幅広く従事。全国の病院協会、医師会、金融機関等での講演も多数。

 

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