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病院人事評価コンサルティング事例/成長・キャリアを考える評価システム

人事評価が目的ではなく、キャリアステップやフィードバックをナビゲートできることが重要。

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⾼園はもう⼀度、コーヒーを⼝にしました。

「事務⻑、このコーヒー、とても美味しいですよね。」

「はい?」

「それに、応接室まで案内してくださった職員さんも、とても感じがよくて、優秀な方だなと思いました。」

事務長は少し思案しました。

「ああ、主任のAさんのことですね。彼女はもともと総務で入職してくれたのですが、勉強熱心で診療情報管理士の資格を取り、医事科で活躍してくれるようになった職員なんです。勉強熱心もさることながら、問題意識が高くて、色々と積極的にチャレンジしてくれます。」

「なるほど。そういう経歴や強みをきちんと把握されているのは、すばらしいですね。」

「なかなか、全員とはいかないのですが、できる限り部下の成長ストーリーを把握したいと思っています。」

高園は何度も頷きました。

「すばらしいことです。人事評価も、まさにそのように活用されるべきだと思います。つまり、評価のための評価でなく、その人の成長・キャリアを考える評価システムということです。しかし、現実には評価者は毎回評価することに精一杯、事務のほうも集計するのに精一杯。これでは、うまく活用しきれないということが、どこの病院でも起きています。」

「うちだけでは、なかったのですね。」

「本気で人事評価を運用しようとすれば、必ずぶち当たる壁だと思います。」

事務⻑は、何度もうなずかれました。

「よく分かりました、高園さん。つまり、やり方を変えない限り、この壁は越えられないということですね。評価をすること、集計することで精一杯という状況では、確かにどうにもなりませんよね。それに、そのときの評価、その年度の評価だけでは、その人の成長ストーリーも見えてきません。それでは、その⼈のキャリアを考えた評価は下せませんよね。

だから、上司もフィードバックに手ごたえを感じていなかったんだと思います。エクセルでは、それが限界だったのです。問題は私にあったのです。私がエクセルではなく、きちんとしたソフトを使ってデータの提供の仕方を変えれば、もっと変わるということですね。そのことに、気づかされました。」

「いえ、私は病院の⼈事評価の現場でよくある実情をお話しただけですので…。⼈の問題はソフトウェアやデータベースありきで考えるべきではないかもしれませんが、ソフトやデータベースが改善されなければどうにもならない、次のステップに⾏けないというケースが、たくさんあるということを、申し上げただけです。」

 

病院の人事評価に必要な機能に絞られた、人事評価をナビゲートするシステム。

⾼園の提案を受けて、事務⻑はすぐに⼈事評価のシステムの導⼊を検討しました。病院の⼈事評価に必要な機能に絞られていれて、なおかつコストを抑えられるということで、クラウド型のシステムを導⼊することになりました。

これまでのエクセル管理ではできなかったことが、直感的な操作でできるようになり、職員⼀⼈ひとりの評価の履歴をパソコン上で閲覧・⽐較・ドリルダウン。理事会や理事⻑のコメントが様変わりしたといいます。

現場にも、変化がありました。「これまでの軌跡を踏まえて、部下に向き合うからこそ、深い人材育成に繋がっている」と、現場のリーダーたちが声を上げてきたのです。

また、システムを導入したことにより、評価者への呼びかけ、評価データの集計の手間が一切なくなり、事務の業務が大幅に効率化。その分、評価結果の分析に時間を充てることができるようになりました。理事長に対して分析結果を報告することができ、ますます人事評価の活用の幅が広がっています。

「⾼園さんの⾔うとおり、私もITシステムで⼈の問題は解決しないと思っています。しかし、専用のシステムが⼊ることで、皆が『こうあるべき』と思っていたことが実現できると、それは物凄い変化のパワーになると、実感しました。」

M病院は、その後、⼈事評価制度をさらにステップアップしていかれています。

(この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは、一切関係ありません。

 

 

この物語の中で高園が提案した、人事評価システム

興味がある

(コンサルタント、システム会社など同業の方はお断りします)

 

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