ただ歩き続ければ、いつか東京に着くという人生にはしない。
日本経営の階層別研修は、事業年度が1サイクル。この日は主に若手中心の階層の研修において、1年間の総括が行われました。
「誰もが自分の未来を素晴らしいものにしていきたいと思っている。しかし、成長する人とそうでない人がいる。東京の方に向かって歩き続ければ、確かにいつかは東京に着くかもしれない。しかし、そのような成り行き任せの努力では、自律した人生とは呼べない。努力は具体化し定量化することが必要で、そうすることではじめて創意工夫と誰にも負けない努力とが生まれる。これが、仕事を通じて成長する第一歩なのだ。」ということが、この1年を通じたメッセージでした。
1年間の研修の中で最も印象に残ったエピソードはと聞かれて、多くの若手社員が「自分と同じくらいの年齢のときに、副社長が書いた3KM(生涯設計)です」と答えました。そこには、自分の人生をどうしていくのか具体的な数字が書き込まれており、設計通りになっていなければ、努力が足りないのか、やり方が間違っているのか、反省と工夫を重ねたと言います。
自分の人生を創造していくチカラは、お客様の未来を創造していくチカラ。具体的にどうしていきたいのか、そのためにどのような努力をするのか。努力を定量化している人は、たとえ研修でも5分前には着席している。たかが5分、多くの人は重要と思わないが、その5分の差を生んだ「考え方の差」には、とてつもない差がある。
定量化した具体的な目標を立てよう、自律した生き方の軸にしようと、誓った1年でした。
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