セミナー&イベント

第66回 全日本病院学会 in 北海道

開催日時 2025年10月12日

12:25~13:25

会場 ランチョンセミナー(第66回 全日本病院学会 in 北海道)

第66回 全日本病院学会 in 北海道「ランチョンセミナー16」

第66回 全日本病院学会 in 北海道「ランチョンセミナー16」に、株式会社日本経営の橋本 竜也(代表取締役社長)と角谷 哲(部長)が登壇します。

テーマ【ランチョンセミナー16】その先の道へ。病院の未来を作るデータとアートの経営
日時10月12日(日) 12:25-13:25
会場第3会場 札幌コンベンションセンター1階 特別会議場
座長田野 佑樹(株式会社日本経営 札幌オフィス長)
演者橋本 竜也(株式会社日本経営 代表取締役社長)
角谷 哲(株式会社日本経営 リサーチ&インテリジェンス事業部 部長)

「第66回 全日本病院学会」サイトに飛びます

現代の医療は、他産業に類を見ないほど精緻な情報環境に支えられています。DPCデータを含む診療報酬の請求データ、施設基準の届出状況にかかるデータ、さらには病床機能報告結果により患者数や救急搬送の受け入れ状況、人員配置にかかる個別病院のデータまで、病院の内側を映し出すデータは公表資料として蓄積されています。事業所単位の活動データを、国がここまで詳細を把握し、また経営者が事実を手に取るように分析できる産業は、医療以外に存在しないと言っても過言ではありません。

一方、病院経営とは本質的に「人を扱う営み」です。医師、看護師をはじめとした職員が協力を行い、患者(地域住民)に医療サービスを提供します。「人」と「人」が取り組む成果を高めるには、互いの配慮や協力、それらを通じて共有の価値観を育て、文化を作ることが大切になります。

データはあくまで過去の事象を切り取ったものであり、そこに意味を与え、未来へ活かすためには、「解釈」や「構想力」といったアートの視点が必要です。経営とは、事実(データ)を読み取り、それを物語として編み直す技術でもあります。

本セミナーでは、病院経営における「データとアートのバランスの重要性」について、理論的背景と実践的視点の両面から提言します。データに偏れば現場の感情や関係性が無視され、アートに偏れば論理性や再現性が損なわれます。たとえば、看護配置の最適化は統計で方向性を掴めますが、実際のスタッフの納得感や満足度を得るには、人に寄り添う対話と表現が欠かせません。

未来は予測できなくても、描くことはできます。また、病院経営において求められる力は予測ではなく未来を描く力です。未来を描く意思、アートともいえる構想力、データという羅針盤をあわせ持ち、病院という複雑な組織が、その先の道を自らの力で切り拓くために、今、何が求められているのか。本セミナーにて、その一端をお伝えいたします。

「第66回 全日本病院学会」サイトに飛びます

関連する事例

病院コンサルティングのサービス一覧

  • 病院・診療所・歯科

関連する事例一覧

関連するお役立ち情報

歯科スタッフの役割分担「担当制か、標準化か?」/歯科コンサルが秒で回答

  • 病院・診療所・歯科

関連するお役立ち情報一覧