ヘルスケアファンド組成についてのご案内

2019年7月24日

各 位

三井住友ファイナンス&リース株式会社
SMFLみらいパートナーズ株式会社
株式会社ブルーライン・パートナーズ
株式会社日本政策投資銀行

ヘルスケアファンド「サンブルー・ヘルスケア1号投資事業有限責任組合」組成について

 三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)が100%出資するSMFLみらいパートナーズ株式会社、日本経営グループ(代表:平井 昌俊)が100%出資する株式会社ブルーライン・パートナーズ、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:渡辺 一、以下「DBJ」)(3社併せて以下「スポンサー3社」)は、株式会社サンブルー・ヘルスケア(以下「SBH」)を共同で設立し、SBHが運営するヘルスケアファンド「サンブルー・ヘルスケア1号投資事業有限責任組合(以下「SBHファンド」)」を組成することに合意しました。SBHファンドの総額は40億円とし、2019年8月の運用開始を予定しています。

 SBHは、国内医療機関及び介護法人向けに、メザニンローン、不動産流動化や債権買取の資金を提供します。併せて、診療報酬・介護報酬改定、少子高齢化など事業環境の変化への対応や後継者不在、人材不足などの経営課題を支援する経営コンサルタント機能を提供していきます。スポンサー3社が有する幅広いネットワークや財務面や医療経営における知見・ノウハウを活用し、医療機関及び介護法人を資金面や経営面でサポートすることで、地域の医療・介護体制の整備に貢献していきます。

 SMFLは、医療機関及び介護法人向けにリースをはじめとする様々なファイナンスサービスを提供しています。本件により、医療・介護事業者の経営課題解決に資する機能を拡充するとともに既存ヘルスケア事業とのシナジーを創出していくことで、ヘルスケア分野において、より付加価値の高いサービスを提供していきます。

 日本経営グループは、ヘルスケア業界に特化したコンサルティングファームです。これまで、経営改善、事業再生及びM&A案件等に1,000件以上の実績を有しており、今回の取り組みにおいて、事業再生及び地域医療再編の実現可能性の検証とハンズオンによる経営改善の実現に向けた支援をしてまいります。

 DBJは、ヘルスケア分野における取り組みに力を入れており、わが国の最重要課題の一つである「医療・介護分野の基盤整備」と「社会保障制度の安定化」に貢献すべく、各種投融資業務や情報発信等に取り組んできております。今後についても、SBHファンドを通じたリスクマネーの供給も含め、引き続き投融資一体型のソリューション提供機能を発揮し、ヘルスケア事業者の成長や事業基盤強化を支援してまいります。なお、SBHファンドに対するDBJ出資については、地域経済の活性化や企業の競争力強化に資する成長資金を集中的に供給するものとして、「特定投資業務」(注)を活用します。

(注)「特定投資業務」とは、民間による成長資金の供給の促進を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用し、企業の競争力強化や地域活性化の観点から、成長資金の供給を時限的・集中的に実施することを企図して設けられたものです。

<ファンド運営者の概要>

商号

株式会社サンブルー・ヘルスケア

所在地

東京都千代田区一ツ橋二丁目1番1号

資本金

10百万円

株主構成

SMFLみらいパートナーズ株式会社 40.0%

株式会社ブルーライン・パートナーズ  40.0%

株式会社日本政策投資銀行            20.0%

設立日

2019年7月12日

代表者

西崎 勝幸(代表取締役)

事業内容

投資事業組合の管理・運営

基本理念

日本の医療機関及び介護法人のための投資事業会社として、ヘルスケア分野の持続的な発展および地域医療・介護の維持、再編に寄与するとともに株主、取引先、従業員など全てのステークホルダーの価値向上を目指します。

<ヘルスケアファンドの概要>

名称

サンブルー・ヘルスケア1号投資事業有限責任組合

総額

40億円

無限責任組合員

株式会社サンブルー・ヘルスケア

有限責任組合員

SMFLみらいパートナーズ株式会社 

株式会社ブルーライン・パートナーズ 

株式会社日本政策投資銀行            

組成日

2019年8月(予定)

<SBHファンドスキーム図>

SBHファンドスキーム図

以上

本件に関するお問い合わせ先

三井住友ファイナンス&リース株式会社 企画部広報IR室 山本 03-5219-6334
株式会社ブルーライン・パートナーズ甲斐田03-5781-0600
株式会社日本政策投資銀行企業金融第6部ヘルスケア室03-3244-1730