2019.01.05
新たな時代を発展へと導く新たなチャレンジ
日本経営ウィル税理士法人 統括 代表社員税理士 丹羽修二
新しい元号の時代を迎える年
新しい年の幕開けとなりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
30年の平成の時代から新しい元号の時代を迎える年となりました。
新しいことを迎えることは大変に嬉しいものです。
物であっても、人であっても、時代であっても、新しいことは喜ばしく、また、喜ばしいものにしていくことが楽しみでもあります。
若者が大経営者になれる時代
この年末年始、様々なメディアが、平成元年から平成30年の変遷を取り上げていました。
総じて、「日本は衰退して世界から取り残されている」というような論調でした。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
平成元年のころのバブル。時価総額で世界の上位にいたのは、金融・資産がバブルで膨れあっがっていただけで、実態は無かった時代。
偽物の資産がなくなり、使えない古きものが消えた。
そして、新しい経営者と新しい経営の考え方が生まれ、新しい教育や文化が芽を出してきた発展の時代であると、私は考えます。
若者が大経営者になれる時代が来ました。
チャレンジの原動力は、自利ではなく利他の熱意
偽物の資産が無くなるだけではなく、日本政府の長期債務は着実に増加しています。
表面化しているものだけでも1,100兆を超えます。
あると思っていて実は無いのが、資産と信頼。
無いように見えて、確実に増加しているものが債務とリスク。
それは国家であっても、企業であっても、家庭であっても同じことです。
それを超えて新たな時代を発展へと導くのは、新たなチャレンジでしょう。
そのチャレンジの原動力は、自利ではなく利他の熱意。
その利他の熱意を支えるのは、謙虚さと感謝の深さであると思います。
変化と多様性の創造の時代に、新しき方々の活躍と、それを創造して来たベテランの方たちの、新たなチャレンジを応援させて頂きたく、取組みさせて頂きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本稿の執筆者
丹羽修二(にわ しゅうじ)
日本経営ウィル税理士法人 統括 代表社員税理士
入社後、事業承継の専門部門を経て、90年 海外大手監査法人に出向。97年、アイオワ州立大学大学院 病院経営管理学研究室出向。事業承継対策、国際税務、病院の承継・再生・M&Aなどに特に精通する。
本稿は掲載時点の情報に基づき、一般的なコメントを述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。
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