【セミナーレポート】2026/04/18未来の医療は、いまつくる 亀田モデル2.0に触れる一日~院長・事務長・看護部長のための特別セミナー 未来から逆算して組織を変革する、亀田総合病院のアプローチを公開~
| 開催日時 |
2026年04月18日 13:00~17:30(受付開始12:40) |
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| 会場 |
亀田総合病院 Horizon Hall 千葉県 鴨川市東町929番地 [地図を見る] |
セミナーレポート
2026年4月18日(土)、千葉県鴨川市の亀田総合病院様にて、病院経営のトップマネジメント層を対象とした特別セミナー「未来の医療は、いまつくる 亀田モデル2.0に触れる一日」を開催いたしました。
日本初のJCI認証取得やNewsweek誌「World’s Best Hospitals」での上位選出など、常に世界の医療シーンを牽引してこられた亀田総合病院様。その変革の核にあるのは、「未来のあるべき医療を先に描き、そこから逆算して組織を変える」という独自の思想です。
DXによる業務効率化と質の高いケアの両立、そして亀田看護モデルの再定義など、次世代の医療提供体制をいかに現場へと実装していくのか。その具体的なプロセスと経営のリアルを惜しみなく公開していただきました。
本編ダイジェスト:各セッションの要旨振り返り


未来の医療と病院経営/亀田 俊明 氏(亀田総合病院 院長)
亀田院長からは、380年の歴史を礎にした「未来から逆算していまを再定義する」バックキャスティングの思想が示されました。加速させるDX推進の本質は、「患者様の傍らに寄り添う時間を、一秒でも多く創出すること」であり、その揺るぎない哲学があらゆる取り組みの原動力となっています。看護部を経営のパートナーと位置づけ、その潜在能力を最大限に引き出す確かなリーダーシップに、参加者の皆は深い感銘を受けられていました。
未来に向けて動く看護組織/渡邉 八重子 氏(亀田総合病院 看護部長)

看護組織の変革がいかに経営改善に直結するか、そのメカニズムが明かされました。看護部を、リーダーだけが引っ張る「機関車型」から、全車両に動力を備え自律して動く「新幹線型」の組織へと進化させる5つのプロジェクトを紹介。能力評価へのインセンティブ導入や業務効率化により、看護の質追求が収益改善をもたらしたプロセスは、看護の価値が病院の価値を決定づけることを証明する実践的な内容となりました。
未来モデルを動かすトップマネジメントの連携
院長と看護部長、それぞれの視点から見えてきたのは、トップの経営戦略と看護部の現場改革が一貫した思想で繋がっている強さです。理念を掲げるだけで終わらせず、DXや会議改革などの「仕組み」に落とし込み、現場へ実装し続けるマネジメントの重要性を再確認する時間となりました。
【現地視察】リーンがもたらすホスピタリティと動線最適化の最前線


プログラムの締めくくりには、実際の現場を詳しく拝見し、その思想を肌で感じる病棟ラウンドが行われました。最中にドクターヘリが到着し、無駄のない連携で患者様が運ばれる救急医療の最前線を目の当たりにする貴重な一幕もありました。現場では「リーン生産方式」による動線最適化や、看護師がケアに専念できるベッドサイドでの記録環境など、「亀田モデル2.0」が描く未来の現場づくりの実際を体感いただきました。
まとめ:理念を現場へと実装する組織の力
医療を取り巻く環境が厳しさを増す中で、掲げた理念をいかにして現場へ実装するか。その問いに対し、同院ではDX推進、人材育成、会議改革、そして病棟運営の細部に至るまで、徹底して具体的な仕組みへと落とし込まれていました。「病院らしくない病院」と評されながら、患者様への想いと組織としての機能性が高度に融合しており、具現化された未来型医療のあり方に触れる大変貴重な機会となりました。
この一日で得られた多くの気づきが、皆さまの病院における新たな価値創造の種となり、日本の医療の未来をより明るく、希望に満ちたものへ変えていく原動力となることを確信しております。
さらに学びたい方、実践を検討されている方へ
「亀田モデル2.0」の実装プロセスや変革の思想は、貴院の未来を切り拓くための強力な鍵となります。
ぜひ、まずは私どもにお声がけください。貴院の状況をお聞きしたうえで、最適なアプローチをご提案いたします。
【病院経営のナレッジ・最新事例公開】
リーン生産方式を用いた病院経営のナレッジや、他院での改革事例、最新のセミナー情報を随時発信しております。
【自院の課題整理・お問い合わせ】
個別の整理や病院経営の次なる一歩について壁打ちをしたい方は、個別にお話しすることも可能です。



