現場の介護職員が納得して働ける人事制度「優秀者・20代30代の離職ゼロ」
前向きさが感じらず、対策を練るがどれも空振り
若い職員から仕事に対する前向きさを感じられず、危機感を感じた木村理事長。
様々な対策を講じたものの、どれも空回り。
そんな中、離職者との面談で露呈したのは、「給与面の不満」でした。
アンケートを取ると、組織に対しての不信感が蓄積されているような回答が続々と…
困った理事長は、コンサルタントの宮森に相談したのでした。
給与の低さが原因ではないのでは?
宮森は丁寧にヒアリングを積み重ねた結果、皿池福祉会の課題の仮説を立てていきました。
「内容を見る限り、給与の低さだけが原因ではないのでは?」
「もともと給与に納得して入社したはず。それが働き始めて不満がたまり、退職となってしまった。原因は何か?」
「多くの職員が、正当に評価されていないと感じている…」
職員が納得できる人事制度とは?
人事制度に職員が納得できるためには、5つのポイントがある、と宮森から聞かされた皿池福祉会は、昇格基準を大幅に変更。見事に組織改革を成功させたのでした。
- 次期リーダー候補の離職ゼロ
- 20代、30代の離職ゼロ
人事制度は、現場職員が納得してチカラを発揮できて、初めて意味がある。このことを体得できたことは、組織の今後にとって大きな経験・財産になりました。
制度は、職員が納得してチカラを発揮できて初めて意味がある