事例紹介

サ高住の新規開設、初年度で稼働率60%・単体の利益率7%をクリア

「サ高住のノウハウがない」「特養、老健とは勝手が違う」「収支の予測が立たない」「自分たちだけでは解決できない」

社会福祉法人「海霧福祉会」。新しくサービス付き高齢者向け住宅を新規開設しようと考えているのですが、これまで展開してきた特養、老健、その他の事業とは勝手が違うと感じ始めています。
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サ高住の新規開設を計画しているが、これまでと勝手が違う

複数の医療・介護事業を運営している社会福祉法人「海霧福祉会」。新しくサービス付き高齢者向け住宅を新規開設しようと考えているのですが、これまで展開してきた特養、老健、その他の事業とは勝手が違うと感じ始めています。

これまでなんでも自分たちで解決してきた理事長ですが、経験者がいない中で計画も進まず3年が経過。さすがに外部の意見を入れてみる必要があると、思い至りました。

相談したのが、日本経営の介護経営コンサルタントの宮森。矢継ぎ早に疑問や不安を口にする理事長に対して、宮森が指摘したことはたった一つ、「顧客ターゲットが明確になっていない」ということでした。

私たちの強みを生かした、私たちのモデル

職員からヒアリングを行い、宮森が提案したのは、「海霧福祉会が目指すべきサ高住モデル」というコンセプト。どの施設のマネでもない、私たちの強みを生かした、私たちだけのモデルです。

ターゲットは、「医療行為が必要でありながら安定的な状態であり、退院を迫られている高齢者」。それに対応できるサ高住を計画することにしたのです。

このコンセプトを実現するためのポイントは3つ。

  1. 利益モデルの明確化(算定の最大活用)
  2. 人件費コントロールの工夫
  3. 顧客ターゲットに合わせた営業活動

ただサ高住を開設するのではなく、これらのポイントを具体化するための、モデル構築・職員配置・ルート開拓を行っていったのです。

1年後…「私たちのサ高住モデル」は、見事に実を結びました。

  • 1年で新規開設にたどり着けました!
  • 開設後1年で、目標稼働率60%に到達しました!
  • サ高住単体で利益率7%確保!
  • 関連サービスも利益UPしました!

新しい事業は、ただ開設すればいいというものではありません。自分たちの強みを生かした自分たちのモデルで、稼働率・人材・利益を確保できるように事業をつくりこんでいく必要があります。

だからこそ、新しい事業展開はやめられない。喜びがある。そう、決意を新たにした理事長でした。

強みを生かした「私たちのサ高住モデル」

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