JCHO地域医療総合医学会/データドリブンな医師マネジメント

プレスリリース

2025年12月8日

各 位

日本経営グループ 株式会社日本経営

第10回JCHO地域医療総合医学会
ランチョンセミナー開催報告

株式会社日本経営(本社:大阪府豊中市、代表取締役社長:橋本竜也)は、2025年11月29日(土)、パシフィコ横浜で開催された「第10回JCHO地域医療総合医学会」にて、ランチョンセミナー『医師の納得感を高めるデータドリブンな医師マネジメント』を実施いたしました。

講演では、2024年度診療報酬改定、医師の働き方改革、地域医療構想などの外部環境を踏まえ、 病院が直面する“高回転・高稼働”時代に求められる医師マネジメントについて解説しました。

講演内容(当日のポイント)

講演では、2024年度診療報酬改定、医師の働き方改革、地域医療構想などの外部環境を踏まえながら、医師・病院双方が納得できるマネジメントの必要性を提示しました。

特に以下のポイントが強調されました。

  • データに基づく医師の貢献把握(定量・定性両面)
  • 新入院患者数を軸にした業績マネジメント
  • 多職種360度評価による客観化と納得感の担保
  • 診療科長などマネージャー医師の役割明確化(役割等級)
  • BSC(バランスト・スコアカード)を活用した行動評価・目標管理

これらを例示しつつ、
「医師の納得感 × 病院の粗利向上 × 現場運用の円滑化」 を同時に実現するための仕組みや、導入・運用の具体的ステップが紹介されました。

“ランチョンセミナー”という休息時間帯にもかかわらず、聴講者は一様に集中して参加され、質疑応答や講演後の個別相談・名刺交換まで大変活発な場となりました。

登壇者

太田 昇蔵
株式会社日本経営 部長

大規模民間急性期病院の医事課を経て、2007年入社。電子カルテなど医療情報システム導入支援を経て、2012年病院経営コンサルティング部門に異動。
現在、医師マネジメントが特に求められる医師数の多いグループ病院・中核病院のコンサルティングを統括。2005年西南学院大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、2017年グロービス経営大学院MBAコース修了。

荒川 智貴 氏
太田公益社団法人日本海員掖済会名古屋掖済会病院 事務部長

三菱東京UFJ銀行で支店長やエリアマネージャーなどを歴任後、2023年に名古屋掖済会病院へ入職。事務部長として病院経営・地域医療支援・広報・情報管理・看護専門学校など幅広い部門のマネジメントに携わる。名古屋市バス新路線の交渉など行政連携の実績を持ち、院内では財務・会計・稟議書作成などの勉強会も主導。日本病院会「病院経営管理士」を来年取得予定で、組織運営と人材育成、コーチングにも精通している。

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