【開催報告】日本経営、「第67回全日本病院学会 in 埼玉」に登壇 400名満席のランチョンセミナーで病院経営AIとDXの実践を発信

第67回全日本病院学会 in 埼玉

株式会社日本経営(本社:大阪府豊中市、代表取締役社長:橋本 竜也、以下 日本経営)は、2026年9月12日(土)・13日(日)にソニックシティ、パレスホテル大宮で開催された「第67回全日本病院学会 in 埼玉」に登壇しました。
1日目には、病院経営におけるAI活用をテーマとしたランチョンセミナー「AIによる病院経営支援への挑戦 ― Libra×AIの革新と今後の展望―」を開催。定員400名の事前申込枠が満席となり、当日はお弁当の配布対象外でも聴講を希望される方が来場するなど、多くの医療関係者にご参加いただきました。

2日目には、社会医療法人仁生会 細木病院との取り組みをもとに、「病院DXを目指したバックオフィス領域デジタライゼーション」をテーマとするランチョンセミナーに登壇しました。
2日間を通じて、AIやデジタルツールを単なる業務効率化の手段として捉えるのではなく、人材不足が進む医療現場において、人がより本質的な判断や対話、マネジメントに時間を使える環境をどのようにつくるかという観点から、病院経営のこれからについて発信しました。

■ 1日目:「AIによる病院経営支援への挑戦 ― Libra×AIの革新と今後の展望 ―」 

9月12日(土)は、第1会場となるソニックシティ1F「大ホール」にて、日本経営共催のランチョンセミナーを開催しました。

座長:
社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院
けいじゅヘルスケアシステム 理事長補佐 神野 正隆 氏

登壇者:
株式会社日本経営 代表取締役社長 橋本 竜也
株式会社日本経営 シェアデータベース事業部 副部長 有馬 一快

本セミナーでは、急速に進化する生成AIが、病院経営や経営管理業務をどのように変えていくのかをテーマに、講演とディスカッションを行いました。
橋本からは、生成AIの進化によって、データ集計や分析、資料作成といった業務が大きく変化しつつある中、今後は単に「AIを使えること」ではなく、どのような情報を与え、どのような問いを立て、得られた結果をどのように判断・実行につなげるかが、これまで以上に重要になるとの考えを紹介しました。
AIにマネジメントそのものを委ねるのではなく、AIを活用することで人のマネジメント力を高め、経営判断や現場との対話、実行により多くの時間を使える環境をつくることの重要性についてお伝えしました。

続いて有馬からは、当社が提供する病院経営分析システム「Libra」におけるAI活用について紹介しました。
病院経営では、患者数や病床稼働、診療実績、地域の医療需要など、多様なデータを把握・分析する必要があります。一方で、データを集計すること自体が目的ではなく、そこから経営上の課題を捉え、次の意思決定につなげていくことが重要です。
開発を進めている「LibraAI」では、当社が病院経営コンサルティングを通じて蓄積してきた分析観点や経営ノウハウを活用し、データの中から経営上の変化や確認すべきポイントを整理することで、病院幹部や管理職が経営課題について議論しやすい環境づくりを支援することを目指しています。

AIが経営判断を代替するのではなく、人がより深く考え、意思決定するための材料を提供する。
そうしたAI活用のあり方について紹介しました。

 ■ 神野氏とのディスカッションでは「AI時代に人が担う仕事」を議論 

後半のディスカッションでは、神野氏、橋本、有馬の3名で、AIの普及によって病院経営や働き方がどのように変わっていくのかについて意見を交わしました。
橋本から神野氏へ、実際のAI活用について質問する場面もあり、神野氏からは、ご自身も複数のAIを使い分けながら、病院に関する資料作成などに活用していることが紹介されました。

さらに議論は、AIによって人の仕事がどのように変化していくのかというテーマにも広がりました。
神野氏からは、生産年齢人口が減少していく中、AIを活用することで、限られた人数でもこれまで以上の業務や取り組みに対応できる可能性があること、また事務職についても、従来の作業に費やしていた時間を減らし、よりマネジメントに時間を使う役割へ変化していくのではないかとの考えが示されました。

また、AIにはさまざまな可能性があり、これまでの常識にとらわれず、その活用方法を考えていくことが重要であるとの趣旨の発言もありました。
AIを単なる業務効率化のためのツールとしてではなく、人が本来担うべき判断や対話、マネジメントにより多くの時間を使うための手段として、病院経営にどのように取り入れていくか。

これからの病院経営と働き方を考える機会となりました。

病院経営システム『Libra』
https://sdb-libra.jp/

■ 2日目:細木病院と進める「病院DXを目指したバックオフィス領域デジタライゼーション」

9月13日(日)は、株式会社オービックビジネスコンサルタント共催のランチョンセミナー「病院DXを目指したバックオフィス領域デジタライゼーション」に、日本経営 メディアコンテンツ事業部 部長の太田 昇蔵が登壇しました。

座長:
 医療法人社団東光会 戸田中央総合病院 院長 佐藤 信也 氏

登壇者:
 社会医療法人仁生会 細木病院 院長 細木 信吾 氏
 株式会社日本経営 メディアコンテンツ事業部 部長 太田 昇蔵
 株式会社オービックビジネスコンサルタント 執行役員 営業本部 営業推進部 部長 山岡 公成 氏

本セミナーでは、細木病院と当社が取り組んできたバックオフィス領域のデジタライゼーションについて紹介しました。
今回の取り組みでは、単に新たなシステムを導入するのではなく、まず既存業務を分析し、業務フローや個別の運用ルールを見直したうえで、業務そのものを標準化・再構築することを重視しています。
「今ある業務にシステムを合わせる」のではなく、「システムを活用できる業務のあり方へ変えていく」という考え方のもと、勤怠管理、給与計算、人事評価などのバックオフィス業務について、クラウド活用を含めた業務改革を進めています。

■ DXの「攻め」と「守り」を両立する

セミナー後半では、山岡氏から、クラウド活用を進めるうえで重要となるセキュリティや事業継続(BCP)の観点についても紹介されました。
クラウド化には、場所にとらわれない業務環境の構築や、災害時にも必要な情報へアクセスしやすくなるといった可能性があります。一方、医療情報を扱う以上、利便性だけでなく、安全性や、システム停止時・緊急時にも医療を継続できる仕組みを同時に考える必要があります。
業務改革を進める「攻め」と、安全性・事業継続性を確保する「守り」を一体で考えることが、病院DXを進めるうえで重要であることを共有しました。

■ 人事・DX・業務改革を、一つの病院経営課題として

医療機関を取り巻く人材不足が深刻化する中、これまで人が担ってきた業務をそのまま残し、採用だけで補い続けることには限界があります。
AIやDXを活用しながら、そもそもの業務のあり方を見直し、人が本当に担うべき仕事に集中できる環境をつくることが求められています。
今回の2日間の発表を通じて、当社は、病院経営AI、人事、DX、業務改革はそれぞれ独立したテーマではなく、「これからの病院をどのようにつくるか」という一つの経営課題につながっていることを改めて発信しました。
当社は今後も、経営コンサルティングで培ってきた知見とデジタル技術を組み合わせながら、医療機関における経営・組織・業務の変革を支援してまいります。

■ 会社概要

会社名:株式会社日本経営
代表者:代表取締役社長 橋本 竜也
所在地:大阪府豊中市寺内2丁目13番3号
設立:1999年(日本経営グループ創業:1967年)
URL:https://www.nkgr.co.jp/
事業内容:経営コンサルティング、人事評価制度構築・運用支援 他

■ お問い合わせ先

株式会社日本経営
日本経営セミナー事務局

お問い合わせはチャットから:
https://app.chatplus.jp/chat/visitor/5984d779_1?t=btn

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