| 事業者名 | 株式会社斉藤建設 |
|---|---|
| 所在地(都道府県) | 神奈川県鎌倉市 |
| 事業内容 | 建築、土木工事、一級建築士事務所(設計)、埋蔵文化財発掘調査、建材販売、不動産維持管理・仲介 |
| 従業員数 | 59名 |
| URL | https://saito-group.com |
- 課題
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- 評価制度の必要性を感じていたが、自社単独で作成から管理まで落とし込む時間やノウハウが足りなかった
- 就業規則、給与規程の変更に伴い処遇を先行して上げたため、社員の成長が伴わないまま現状維持になる懸念があった
- 各自が異なる現場に出向く建設業特有の環境により、個々のファインプレーや技術面での貢献を把握しにくかった
- 解決策(支援内容)
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- 自社の理念やビジョン、各事業のビジネスモデルに合わせた人事評価制度を設計
- コスト面と使いやすさを備えた人事評価システム「人事評価ナビゲーター」を採用し、他社システム連携や動画マニュアルを活用してスムーズな定着を推進
- 専門用語を噛み砕いたファシリテーションを行い、経営陣と社員が納得できる着地点へ誘導しながら運用定着をサポート
- 成果
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- システムでの事前入力を徹底したことで、対面での面談時間を半減させ、管理負荷を大幅に削減できた
- 分散する現場ごとの定量的・定性的な成果が透明化され、社員の隠れた貢献や技術を適正に評価できる環境が整った
- 単に評価するのではなく、ボトムアップで共に伸びるという意識が共有され、社員が前向きに取り組む組織へ変化した
現場の頑張りを可視化し、地域に必要とされ続ける組織へ
神奈川県鎌倉市を拠点に、明治24年の創始から130年以上にわたり地域密着の事業を展開する株式会社斉藤建設様。住宅や店舗の建築から公共土木、文化財の発掘調査まで手広く手掛け、「地域に支えられてきた会社だからこそ、インフラを守り、地域に愛され必要とされる存在でありたい」という強い想いのもと、全員が営業という意識で現場に向き合っています。同社では「社員が幸せであってこそ、周囲の人を幸せにできる」という考え方のもと組織づくりを推進。その一環として取り組んだのが、人事評価制度の刷新と「人事評価ナビゲーター」およびコンサルティングの導入でした。今回は、制度構築に至った背景や現場における変化、そして専門家と共に進めた「共に成長する組織づくり」の具体的な内容について、斉藤建設様にお話を伺いました。
コンサル導入の経緯と支援内容
処遇改善を先行させたからこそ、社員と「共に成長する」制度が必要だった
自社単独での制度構築に限界を感じていた斉藤建設様。人事制度の再構築とシステム導入に踏み切った背景には、同社ならではの切実な課題と想いがありました。
株式会社日本経営 玉利(以下、玉利):本日はお忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございます。まずは、今回人事制度の構築とシステムの導入に踏み切られた背景や理由からお聞かせいただけますでしょうか。
株式会社斉藤建設 代表取締役社長 斉藤様(以下、斉藤):一番の理由は、単純にもう時間がなかったことです。制度の必要性は感じていて自分たちでやろうともしたのですが、ペーパーベースならまだしもシステムに落とし込むまでのノウハウがなく、外部に頼むと莫大な費用がかかるのではないかという不安もありました。ですが、会社としても待っていられない状況だったので、専門家の力を借りようと決めました。
株式会社斉藤建設 常務取締役 執行役員 総務部 統括本部長 竹村様(以下、竹村):実は制度を作る前に、就業規則を改訂し、社員の処遇(給与)を先に引き上げていたんです。
斉藤:そうなんです。処遇を先に良くしていたことで「現状維持でいいや」となってしまっては困る。実態が伴わないまま処遇だけが上がった状態になるのではなく、「みんなで一緒に成長して成果を稼いで還元しようぜ」というメッセージを伝えるためにも、急いで制度として形にする必要がありました。評価というと人を切り捨てるイメージを持つ人も中にはいると思いますが、私たちの会社にいる限りはボトムアップで長所を伸ばしたい。だからこそ、弊社ではこれを単なる人事評価ではなく「成長制度」と呼んでいます。
玉利:ありがとうございます。まさに「共に成長するための仕組み」としてスタートしたプロジェクトでしたね。数ある選択肢の中から、弊社の「人事評価ナビゲーター」とコンサルティングを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。
株式会社斉藤建設 総務部 総務課 課長 上村様(以下、上村):最初はネット検索で「人事評価システム 安い」と探したのがきっかけです(笑)。他社と比べてコストが一番抑えられていて、UI(操作画面)がとても優れていると感じました。最初は病院系の事例が多いと聞いて少し心配もしたのですが、建設業の実績も豊富と聞いて安心しましたね。
斉藤:制度づくりとシステム運用をセットでお願いして本当に良かったと思っています。自社だけで作ろうとすると、人間関係が邪魔をしてどうしても言いにくい部分が出てきてしまう。そこにプロのコンサルタントが入ってくれることで、社員も納得してスムーズに受け入れてくれました。
竹村:私たちの内部事情をかなり深く掘り下げて聴いてくださり、その内容を集約してシステムに落とし込んでくれたのは、一緒にやってもらって本当に良かったと感じています。難しい専門用語を使わずに噛み砕いて説明してくださったことがスムーズに進んだ一番の要因だと思います。
玉利:そう言っていただけて大変光栄です。現場の皆様が迷わず運用できるよう、既に導入されているシステムに直結するアイコンを置いたり動画マニュアルを活用されたりと、上村様をはじめ皆様が社内へ浸透させるための環境づくりに細やかに取り組んでくださったことも大きかったと感じております。
コンサル活用の成果
見えない現場の努力を「可視化」し、面談時間も半減
制度運用とシステムの活用が始まった斉藤建設様。現場が分散する建設業ならではの課題を解消し、業務効率化と社員の意識改革という大きな成果が生まれています。
玉利:実際に制度の構築を終え、「人事評価ナビゲーター」を活用した運用が始まってみて、社内の変化や効果はいかがでしょうか。
上村:まず感じたのは、評価にかかる業務の大幅な効率化です。システム上で事前入力や事前確認ができるようになったため、対面での面談時間をこれまでの半分以下に削減できました。紙の評価シートだと年に数回しか開かないのでどこかへ行ってしまいがちですが、システムなら過去のデータとパッと見比べられるのも大きなメリットですね。
斉藤:建設業って、工場のように一つの場所に集まって作業するわけではなく、生産現場がいろんな場所に分散しているんです。だから一人の経営者や上司が全現場の様子を把握するのはどうしても難しい。ですが、このシステムと整備した人事制度のおかげで、普段は見えにくかった現場のファインプレーや個々の技術的な頑張りが手に取るように分かるようになりました。「えっ、この人こんなにきちんとしていて、現場では高い評価をされていたの?」という嬉しい発見もありましたね(笑)。
玉利:現場が分散する建設業だからこそ、成果やプロセスが「可視化」される価値は大きいですね。社員の皆様の意識や受け止め方にも変化はありましたか。
斉藤:成果やプロセスの社内での評価のされ方が明確になることで、「約束したんだからやらなきゃな」という良い意味での引き締まりが生まれています。
上村:PC操作が苦手な社員もいましたが、他のシステムに遷移できるアイコンを置いたり、充実した動画マニュアルや操作ガイドを活用できたおかげで、導入時の反発や文句もなくスムーズに使いこなせています。
斉藤:本当にやって良かったです。評価制度って「人を切り捨てるためのもの」だと身構えて作らない経営者もいますが、時代は違います。この会社にいる限りはボトムアップで長所を伸ばし、一緒に成長していく。その方向性を社員と共有できたことで自分たちの選択が間違いじゃなかったと100%実感しています。
コンサル活用のポイント
ルールと「現場の困りごと」の隙間を埋め、会社の健康診断をしてくれる伴走パートナー
制度定着の先を見据える斉藤建設様。外部コンサルタントを活用する価値と、今後の組織づくりにおいて日本経営に期待することについて伺いました。
玉利:今回のご支援を通じて実感されたコンサルタント活用のポイントや、今後の弊社のサービスに対するご期待などがあればぜひお聞かせください。
斉藤:中小企業って専門の人事部や総務部がないんですよね。社労士さんに相談すると「ルールや法律上こうです」という形式的な回答になりがちで、その中間にある「現場の困りごと」をどう解決するかで悩むことが多いんです。日本経営さんには、その「隙間」を埋めてもらえる存在であってほしいですね。月に1回定例会議でコミュニケーションを取りながら「会社の健康診断」をしてくれたり、ブランディングや採用の手伝いまで相談に乗ってもらえるような関係性を期待しています。
上村:常に最新のトレンドや他社の取り組み、新しい法改正などの情報を共有してもらいながら、自社に合わせてアップデートし続けていきたいですね。会社が成長する過程でルールに則り、経営者の主観ではなく正しく人が評価され育成されていく仕組みを定着させていきたいです。
玉利:ありがとうございます!まさに現場の「頼れる人事部代行・アドバイザー」として、これからも伴走させていただければと思います。最後に、斉藤建設様が今後目指していきたいと思っている組織のビジョンをお聞かせいただけますでしょうか。
斉藤:私たちは130年以上にわたり地元・鎌倉に根を張り、地域に支えられてきた会社です。だからこそインフラを守り、地域社会から必要とされる存在であり続けたい。そのためにはまず働く社員自身が幸せで、明るく前向きでいられる環境を作ることが第一です。
竹村:役職ごとにしっかりと目指す方向を示し、できた・できなかったという結果やプロセスがすべてこのシステム上に蓄積されていきます。その振り返りを通じて、一人ひとりが自分の反省点を次の成長への糧にしていってもらえたら良いですね。
上村:社員同士で「どんな人がどんな強みを持っているか」がステータスとして見えたり、ランクアップを楽しめるような遊び心も入れながら、活気ある組織にしていきたいですね。
斉藤:社員一人ひとりが前向きに色々なことにトライして、「斉藤建設の人たちって本当に明るくて良いよね」と地域の方から言われるような会社にしていきたい。今回の「成長制度」を基盤にして、これからも社員と共に歩んでいきたいと思っています。
人事評価制度は「作る」こと以上に、現場の負担を減らし「確実に定着させる」仕組みづくりが欠かせません。コスト面・使いやすさを両立したクラウドシステム「人事評価ナビゲーター」とプロによる客観的な伴走支援が、社員の納得感を高め、成長へとつながる組織の土台を築きます。
組織づくりや人事評価制度の構築・運用・システム定着でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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