サービス開発力・発信力①組織の現状と将来変化予測/介護経営コンサルティングの知見と後継者育成vol.002
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業種
介護福祉施設
- 種別 トピックス
介護経営の知見「組織の現状と将来変化予測」
次世代介護経営者・経営幹部養成塾
2019年を皮切りに、現在第二期(2020年6月~2021年2月)が開催されている「次世代介護経営者 経営幹部養成塾」。
介護経営のコンサルティングの中で培ったノウハウを、次世代の方にお伝えする9か月に及ぶ講座だが、7月18日には第2回「サービス開発力・発信力①組織の現状と将来変化予測」がオンラインで開催された。
当日の講義の概要、参加者の皆さまの声をレポートする。
第2回「サービス開発力・発信力」
- 第1回復習と共有ビジョン
- 課題内容の共有・ディスカッション
- 組織アセスメント
第1回復習と共有ビジョン(7月18日 10:10~)
第1回の研修で学んだ理念と地域ニーズについて振り返り、第1回の研修後、参加者の皆様が実践している行動を共有しました。その後、「共有ビジョン」についてグループ内でディスカッションしました。レゴを使用したワークでは、作品を通じて内観を語り合うことで、様々な内観に気づくことができました。
課題内容の共有・ディスカッション(7月18日 10:45~)
塾長の藤澤功明(株式会社日本経営 取締役会長)が登壇。第1回の宿題で特に多くみられた疑問点に回答し、価値観や雇用形態が異なる個人が集まる組織の中で、いかに理念を浸透させるか、レクチャーしました。
組織アセスメント(7月18日 15:00~)
現在提供しているサービス、自組織の特性、競合施設について考え、将来どのように変化していくかを予測することで、今どのような対応が必要かディスカッションしました。
ご参加された皆さまの声(抜粋)
「モチベーションが向上し、経営者としてやるべきことが分かってきた。
視野が広くなり、管理者やスタッフの考え方が理解できるようになった。」
「施設の知名度が低いこと、高齢者が増えていく中で介護施設が受け身のままではダメだということに問題意識を持ち、地域の小学校との繋がりを構築し始めた。」
「目配り気配り心配りを教える時代であると学び、これからの職員教育を変えていかなければいけないと気づいた。また、伝えるだけではなく、しっかりと伝わっているかを意識するようにしている。」
「地域共生社会の実現のため何をしなければならないかを考え、役場に行って総合事業の実施を提案した。この塾が、これまで考えていたことを実行に向かって背中を押してくれる存在になっている。」
「フォロー面談があることで運営メンバーを身近に感じることが出来る。研修で残った疑問についても解決することができて良い。」
運営スタッフからのコメント
新型コロナ感染拡大防止のため、引き続き、オンラインでの開催でしたが、ご参加者さまの積極的なご参加で、無事第2回も開催することが出来ました。
昨年行ったLEGOワークを今年はどうしようか悩んだ末、オンラインでやろうと踏み切りました。ご参加者さまのご協力もあって、結果的にそれぞれの価値観を可視化して共有することが叶いました。
オンラインでの可能性について改めて考えつつ、ご参加者さまが最大限の学びが得られます様、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。