集患のため存在感を高めたい。内装をリニューアルするか、インスタグラムでファンをつくるか?/歯科コンサルが秒で回答

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業種
病院・診療所・歯科
- 種別 トピックス
A or B 歯科医院経営どっちが正解?
内装リニューアルか、インスタグラムでファンづくりか?
#集患 #収益アップ #経営戦略
近隣にスタイリッシュな新規開業歯科ができ、患者が流れ始めているX先生(43歳)の歯科医院。これから地域での存在感を高めるための施策としてどっちが正解?
A:内装を明るく清潔感のあるデザインに全面リニューアルし、「居心地のよさ」や「通いやすさ」を打ち出す。
B:医院のインスタグラムを開設し、予防・スタッフ紹介・院内の日常などを毎日発信し、ファンづくりを進める。
「AかBか、どっちが正解?」
前提条件なしに、歯科医院経営の専門家14人に「秒で」
答えてもらいました!
歯科コンサル専門家の回答は?
専門家14名が秒で答えました

A:「内装をリニューアルし、「居心地のよさ」や「通いやすさ」を打ち出す」を選択派
- 外観や内装が素敵な歯科医院は、街の中で目立ちやすいと思います。経営状況に余裕があるのであれば、全面リニューアルを行い、地域での存在感を高める事が効果的だと考えます。
- 先生のご年齢を考えると、あと20年は診療を続けられるでしょうから、医院の改装を通して、新患だけでなく既存患者様にもアピールすることで口コミを狙い、流出防止を考えてみてはいかがでしょうか。
- 最近では内装の綺麗さや衛生さを重視する患者様も多くいらっしゃいます。SNSについては、内装の整備が行われてからでも遅くはないと思います。また、高齢者の方も通いやすいようなバリアフリーの整備も需要があると思います。
- SNSを活用し広報活動を頑張っている医院が増えてきていますが、患者さんを定着させるためにも、通いたくなる場づくりの方に力を入れるべきだと思います。照明の明るさはじめ、分かりやすい部分から取り組まれると良いと思います。
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「ホームページを集患に活かすための大切な戦略とは?」
B:「インスタグラムを開設し、毎日発信、ファンづくりを進める」を選択派
- 大きな設備投資ではなく、まずは低コストでできることをしていくべきと思います。また、自院の強み・良さを活かすことが集患の基本ですが、発信しなければ伝わらないこともあります。強みや良さを情報発信していくことが良いと思います。
- どちらも大事ですが、低コストで即実行でき、患者との接点を増やせるインスタグラムが先行投資として最適と考えます。まず医院の魅力を広く・早く伝える手段が重要だと思います。
- インスタグラムに限らず、SNS、HP、患者さんへのコンサル活動などを通して、医院の特色を出していくことに注力していくことが大切だと思います。
- 患者が本当に流れているのか、実際には測定できないと思います。投資が大きくなる意思決定より、投資が少なくて仮説検証出来る取り組みの方が良いと思います。地域での存在感やその背景・将来の方向性など、是非お話させて頂きたいと思います!
- まずは多くの方に医院の存在を認知していただくことが大切です。全面リニューアルとなると多くの費用がかかってしまい、インスタグラムの開設よりもハードルが高いと考えます。
- 集患が目的でしたら、膨大な費用をかける前に、まずはスタッフさんと協力しながらSNSを運用するほうが若い患者層の獲得や採用にもつながり、成功すれば少ない費用で効果も大きいと思います。
- 急いでリニューアル工事をすると、工事期間に余計に新しい医院に流れる可能性もあります。まずは大きな資金をかけずにSNSでの発信をもとに集客していくことをおすすめします。
- ご開業後、まだ地域での認知度が低い可能性があります。HPやSEO対策、MEO対策と相互に結びつけながら、「この地域にX先生の歯科医院あり」というブランド作りから始められることをおすすめします。
- コスト面で考えると、まずはほとんどかからないインスタグラム等の広告宣伝費の部分から活動を行うところから始めるべきだと思います。
- 内装などのリニューアルは費用もかかりますし、新規開業の歯科医院と同じ土俵で対抗するのは得策ではないです。地域での認識はすでにあるのですから、医院の魅力を伝えるインスタグラムや情報発信に力を入れて、患者さんや地域との関係を深めていくべきです。
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本稿は、歯科経営で判断を迫られるテーマに対して、専門家が前提条件なしに直観的な回答を述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。
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