サービス開発力・発信力②ビジネスモデルキャンパスと戦略/介護経営コンサルティングの知見と後継者育成vol.003
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業種
介護福祉施設
- 種別 トピックス
介護経営の知見「ビジネスモデルキャンパスと戦略」
次世代介護経営者・経営幹部養成塾
2019年を皮切りに、現在第二期(2020年6月~2021年2月)が開催されている「次世代介護経営者 経営幹部養成塾」。
介護経営のコンサルティングの中で培ったノウハウを、次世代の方にお伝えする9か月に及ぶ講座だが、8月21日には第3回「サービス開発力・発信力②ビジネスモデルキャンパスと戦略」がオンラインで開催された。
当日の講義の概要、参加者の皆さまの声をレポートする。
第3回「ビジネスモデルと戦略」
- 現状の顧客の規模や市場の特徴、顧客のニーズ
- 現状の競合施設の特徴、競合施設の強みの源泉やそれを生み出すプロセス
- 顧客価値の源泉となっている経営資源、競争力の源泉となっている財務活動
現状の顧客の規模や市場の特徴、顧客のニーズ(8月21日 11:00~)
顧客についての現状、将来予測、課題について意見を共有しました。山間部か大都市圏、顧客が富裕層が多い地域か少ない地域かにより、見えてくる将来の予測、課題は異なります。介護予防に対しての意識向上の必要性など様々なご意見が飛び交いました。
現状の競合施設の特徴、競合施設の強みの源泉やそれを生み出すプロセス
競合施設について考察することで、差別化を進めたいという意見がでる一方、将来M&Aが進み小規模事業者が淘汰される懸念から、競合施設との連携を模索したいという意見もありました。
顧客価値の源泉となっている経営資源、競争力の源泉となっている財務活動
より一層介護人材の不足が懸念されるため、発想力の高いスタッフを育成することの重要性や介護ロボットの導入、ICTとマンパワーを活用したサービス展開の必要性がディスカッションされました。
ご参加された皆さまの声(抜粋)
「地域や法人により悩みが異なるが、特に環境の似ている法人の方との会話が参考になる。」
「顧客を広く捉えていたが、顧客が求めるもの、市場が求めているものを細分化して考えるようになった。お寿司屋の例が分かりやすかった。」
「様々な立場の方からの講評を頂くことによって、自身の気づきに繋がっている。」
「Web受講ではあるがディスカッションを通じて、参加者の方の事が分かってきており、雑談もできるようになった。」
運営スタッフからのコメント
新型コロナ感染拡大防止のため、引き続き、オンラインでの開催でしたが、ご参加者さまの積極的なご参加で、無事第3回も開催することが出来ました。
第3回ともなると、オンラインであっても徐々に打ち解けられる姿を見られた事、大変嬉しく感じました。グループディスカッションも徐々に活発になってきていると感じております。
直接会えない中での関係性構築について考えつつ、ご参加者さまが最大限の学びとご縁が得られます様、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。