あのとき、殴るこぶしよりどんなに心が痛んだか。

最初の給与では、一人ひとりのロープレ特訓。

2015年4月24日、私たちは入社して最初の給与を支給されました。

日本経営では、最初の給与をもらうと両親にプレゼントを買って帰省し、感謝の手紙と一緒に手渡しする慣わしとなっています。給与の支給に先立って、藤澤会長が一人ひとりに語りかけました。

「親思ふこゝろにまさる親ごころ けふの音づれ何ときくらん(吉田松陰 辞世の句)」と言うように、親が子供を思う気持ちは計り知れないものである。父親は叱り手、母親は抱き手という言葉もあるが、今日の皆さんを育んできたのは、山よりも高く、海よりも深いご両親の愛情である・・・

続いて、お父さん役、お母さん役を決めて、一人ひとりがプレゼントを渡すロープレ特訓が始まりました。一人また一人と言葉を重ねていくうちに、ただ感謝の言葉を伝えるだけなのに、感極まって号泣してしまう同期もいました。綺麗な言葉を並べるよりも、そのほうがずっと気持ちは伝わりました。

会長から言われました。「格好良く伝えようなんて考えなくていい。心は伝わる。」、「あんなこともしてもらったなあ、こんなこともしてもらったなあ。思い返せば、伝えるべき言葉は、自分の中にあって次々と溢れてくるはずだ。」、「あの時自分をぶん殴りながら、お父さんはどんな気持ちだったろうか。殴りたくて殴る父親などいない。殴るこぶしより、どれほど心の中で泣いていたことか。」

私も目頭が熱くなってきました。一度書いた手紙でしたが、これでは駄目だ、書き直そうと思いました。面と向かってはうまく伝えられないかもしれません。それでも、お父さんにも、お母さんにも、伝えなければならないことがこんなにもたくさんある。そのことに、氣づかされました。

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