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組織の解決できない問題に「解」を見出せるという確信

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  • 種別 レポート

「医師をどう巻き込むか」豪華論客と同じ時間・テーマをシェアしたという一体感は、紛れもない事実。

2018年11月13日(火)、ベルサール東京日本橋(東京)にて、「ミライバ」設立セミナーが開催されました。

チーム医療

 

「病院組織におけるチーム医療は可能なのか」をテーマに、

前半では、

  • 清水 広久氏 (埼玉成恵会病院 外科部長、社団法人Dialogue 理事)
  • 坂本 すが氏 (東京医療保健大学 副学長、日本看護協会前会長)
  • 江畑 直樹 (株式会社ミライバ 取締役、株式会社日本経営 副部長)

が、識者ならではの切り口を提示。「チーム医療の現実」「組織の統制の限界」「曝け出せる器としての組織」「対立とコ・クリエイト」「多様性がバラバラではなく保証されるということ」「発言と思考のパターン」「構造以上にインパクトを与える施策」など、それぞれの問題意識について、シェアしていただきました。

 

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後半では、チームを作ってワークショップに参加。参加者全員から出された「本日議論したいテーマ」のうち、最も得票数の高かったテーマが、「チームの中に医師を巻き込むには、どうすればいいのか」。中土井 僚(株式会社ミライバ 取締役、オーセンティックワークス株式会社 代表取締役)のファシリテートのもと、チームごとに「解」を探り、それらをシェアしました。

 

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ご参加の方からは、

  • 「素晴らしい論客の方々の考察・知見を直に聞けたことは、大変な刺激だった」
  • 「役割分担という考え方が、うまくいかない理由なのだとはっきり突きつけられた。統合とは何なのかストンときた」
  • 「楓、柊、楠・・・木の名前ばかり考えている中で、村という漢字が全く出てこなかった。これが医療事故だという言葉が、衝撃的だった」
  • 「うまく行こうが、うまく行かなかろうが、一緒にいてくれる存在だと思われる自分になりたい。そう素直に思えた」
  • 「昔、ドクターと看護師という、ただそれだけのときにはうまく行っていたのに、そこに組織や統制が入ってきて、たちまち難しいことになってしまったという感想があった。私にとっては、これが大きな収穫だった」

など、沢山のコメントをいただきました。

「チーム医療」というテーマに対する答えは出なかったのかもしれません。しかし、立場の異なる人たちと対話を通じて、同じ時間・テーマをシェアしたという興奮と一体感は紛れもない事実。組織に解決できない問題があったとしても、「解」を言語化できなくても、解決を見出せるという確信を実体験しました。

 

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