「介護のしごと魅力発信等事業」成果物について

プレスリリース

2022年4月20日

各 位

株式会社日本経営

株式会社日本経営「介護のしごと魅力発信等事業 ターゲット別魅力発信事業(介護事業者向け)」の成果物コンテンツについて

株式会社日本経営(代表取締役社長 平井昌俊)は、厚生労働省補助事業「令和3年度介護のしごと魅力発信等事業(介護技能向上促進事業)」(受託者:株式会社シルバーウッド)を株式会社シルバーウッドと実施してまいりました。

「介護のしごと魅力発信等事業」は、福祉・介護の仕事の魅力を伝え、福祉・介護に対して抱いているイメージを向上させるための体験型・参加型イベントの開催や世代横断的な広報活動の展開を行い、 福祉・介護についての理解と多様な人材の参入の促進を図ることを目的とするものです。

その中の「介護技能向上促進事業」では、介護技能の向上に向けた特徴的な取り組みを、介護に携わる層をはじめ、それ以外の層に対しても周知することで、従来の介護業界のイメージを向上し、介護の仕事とその従事者の社会的評価を高めることをねらいとしています。

今般、本事業の成果物の中から全国の事業者様に広く活用いただけるコンテンツを掲載いたしますので、お知らせいたします。

小冊子:介護技能向上アイデア読本

株式会社日本経営制作

全国で行われているさまざまな介護技能向上の取り組みを特集し、特徴的な取り組みや研修プログラムの効果測定方法をまとめた冊子コンテンツです。
主に都道府県、職能団体、業界団体様や、介護事業者の教育・研修担当者の方が、介護技能向上に向けた自団体の取り組みを企画・ブラッシュアップする際に、活用いただくことを想定しています。

  • 全国一斉アンケート
    どうしてますか?介護技能向上プログラム
  • お手本がいっぱい!
    全国8団体に学ぶ「リアルな取り組み事例」
  • 効果を「見える化」
    プログラムをもっと良くする!「効果測定アイデア」

動画:介護のしごと魅力発信プロジェクト2022

株式会社シルバーウッド企画・制作

チャラ男封印 EXITが今の介護について真剣に語る

EXITがVRでの認知症の症状の一人称体験や、介護の専門職との対談を通じて、介護の仕事について真剣に語ります。認知症の症状を本人の視点で体験することにより、本人の気持ちへの想像力に繋げる体験や、介護職の方がどのようなことを考えながら仕事をしているのか、その専門性を一緒に考えるコンテンツです。

ハリー杉山の介護を考える “生きる”を支えるプロの仕事

タレントのハリー杉山は、父親にパーキンソン病と認知症があり、20代の頃から自宅で介護をしていましたが、家族だけでの介護に限界を感じ、今、父親は施設で暮らしています。介護に関心をもつハリーが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と特別養護老人ホーム(特養)を訪ね、介護職の人々がどのように本人を支援しているのかを取材します。
彼が目にしたのは、「優しさ」や「思いやり」だけではない、「科学的な視点」を持って仕事をする、プロの姿でした。サービス付高齢者向け住宅で目にしたのは、入居者のできることを奪わず、できそうなことは、どうしたら入居者自身ができるようなるのか知恵を絞る職員の姿。特別養護老人ホームでは、徹底した観察力と、ケアコラボというデジタルツールで本人に合ったケアを編み出す介護チームに出会います。さらに利用者がターミナル期と判断された時、介護職は本人と家族をどのように支えるのか?密着取材しました。

介護の生理学研究会

2022年2月19日に開催した「介護の生理学研究会」のアーカイブ動画です。介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添い、個人に適したケアを行うことが重要です。
一方で、人間を生理学的にみると、人体の構造と機能は個人によらない部分が多く、より良いケアを行うためには、生物体としての人間の見方を獲得することも重要です。
たとえば、発熱への介護は、体熱の産生や放熱の仕組みを知らなければならないし、排泄の介護は、直腸や肛門、尿道や膀胱の構造や仕組みを知ることが求められます。
それを生活を整える実践につなげるために、歴史や文化など社会科学の視点も融合させることで、ケアの創意工夫とアイデアの幅がさらに広がり、介護の仕事の専門性と魅力を再認識する機会になると私たちは考えています。
介護の生理学研究会では、いくつかの介護行為について、生理学の視点からケアの実践に至るまでの思考過程を探求し、審査員が講評を行いました。また、飯田大輔氏(社会福祉法人福祉楽団 理事長)による講演「介護とは何か?」や審査員によるトークセッションも実施しました。

本件に関するお問合せ先

株式会社 日本経営 介護福祉コンサルティング部
担当:土谷(つちや) TEL 03-5781-0600