【大阪開催】介護事業所経営の未来を創る、次世代介護経営者 経営幹部養成塾

対象 | 現在、施設長・管理者の職務に従事している方、将来的な施設長・管理者候補の方 |
---|---|
開催日時 |
2019年06月22日 2019年6月開講後、2020年2月まで全12日(9回)開催 全ての日程について、10:00~17:00(開場9:30) |
会場 |
株式会社日本経営セミナールーム 大阪府豊中市寺内2-4-1 緑地駅ビル6F [地図を見る] |
受講料(税込) |
現契約先様 50万円(税別)、一般 60万円(税別) 定員20名 ※最小催行人数15名 |
次世代介護経営者 経営幹部養成塾 塾長ご挨拶
「次世代介護経営者 経営幹部養成塾」は、施設長・管理者業務のやりがいや成果の出し方 を伝えることを目的として企画いたしました。
介護業界全般的な動きとして、施設長や管理者を任せられる 人物像に変化 が見られています。介護サービスも、時代の変化についていけないところは生き残れないと気付き始めているためではないでしょうか。つまり、今介護職員であっても、意欲さえあれば施設長を目指すことができるのが、介護現場の実際なのです。
一方、介護職員の採用難が続く中で、次世代の施設運営を任せられる 右腕左腕の育成に悩む経営者 は少なくありません。責任ばかりが重く、重労働で、対価が見合ったものではないとの印象から、施設長・管理者を 引き受けてもらえないケース が非常に多いと聞きます。
そのような法人に向けて、見込みのある職員に「施設長を引き受けてもいいかな」「自分でもできるかもしれない」と思ってもらえるきっかけとなる支援をすることは、よい介護施設運営を行っていただく第一歩であり、大いに求められているものがあるものと捉えております。
本塾では、より良い介護施設経営を実現可能な「施設長・管理者」に求められるスキル習得と、同じポジションで悩む施設長・管理者間の 人脈づくり にも寄与したいと考えます。
株式会社日本経営 取締役会長 藤澤功明
次世代介護経営者 経営幹部養成塾 年間スケジュール
第1期:大阪会場
将来構想力の習得
第1回は、経営者の方のオブザーバー参加をお願いしております。参加が難しい場合は経営者(上司)の方と第2回までに面談をお願いします。
日 程 | カリキュラム |
---|---|
第1回
2019年 6/22(土) ~6/23(日) |
第1講 介護経営の全体像を理解する ・介護経営シミュレーションゲームChange の実施 ・介護経営における悩み、葛藤を本音で語り合う |
第2講 最新の制度動向を理解し、地域の将来ニーズを明確にする 特別講義:厚生労働省社会・援護局地域福祉課 生活困窮者自立支援室 室長 野崎 伸一 氏
・2040年を見据えた地域包括ケア時代に求められる介護事業経営 ・診療報酬・介護報酬の正しい理解( 苦手意識を無くす) ・今後求められる共生型サービスとは ・地域ニーズの正しい理解 |
|
第3講 法人・施設の理念・歴史の再解釈を行う ・法人の理念・歴史の再解釈私たちが大切にしてきたことと、これから大切にしていきたいこと。 |
|
第4講 地域ニーズと理念・歴史の再解釈を踏まえた将来像を明確にする 課題:将来ビジョンの策定
・地域ニーズを踏まえた地域の中で不足している機能と当施設に期待されていること ・理念・歴史及び地域ニーズの読み込みから将来像を明確にする |
サービス開発力・発信力の習得
日程 | カリキュラム |
---|---|
第2回
2019年 7/26(金) |
第5講 組織アセスメントにより組織の現状と将来変化予測を明確にする 課題:組織アセスメントの策定
・現在のサービス提供価値と将来変化予測を整理 ・現在の利用者等の顧客の特性と将来変化予測を整理 ・地域内の競合施設の現在と将来変化予測 ・自組織の特性の現在と将来変化予測 |
第3回
2019年 8/23(金) |
第6講 ビジネスモデルキャンパスを活用して戦略を明確にする 課題:ビジネスモデルキャンパスの策定
・当施設のビジネスモデルを明確にする |
第4回
2019年 9/20(金) ~9/21(土) |
第7講 サービス基準の統一化を行う ・今、介護の現場に求められるサービスの質とは ・介護サービスの質を考える:介護現場における現状 ・どうすれば介護サービスの質は高まるのか ・専門性の前にまず基礎的な介護サービスの技術を、キャリア段位制度を基準として身に付けていくこと |
第8講 トータルケア・ケアマネジメントを行う体制を整備する ・暮らしを支えるための計画書の流れ【導入時に計画書がどのように回るのか】 ・リアルなゴール(目標)を設定するための情報収集とアセスメントの重要性 ・施設長がおさえるべきケアプランと実行プラン ・24時間365日の暮らしを支えるための情報収集(トータルケア) |
|
第9講 自立支援型介護サービスの実践に向けた取組みを明確にする 課題:サービス開発計画の策定
・自立支援の本質とは ・お世話型介護から課題解決型介護への流れ ・自立支援型介護は世界を変える ・在宅復帰、要介護度改善、介護保険からの卒業、生活の質の向上を目指すサービスづくりとは |
収益安定化力の習得
※財務データはサンプルをご用意いたしますが、自法人の財務データで受講していただくことも可能です。
日程 | カリキュラム |
---|---|
第5回
2019年 10/18(金) ~10/19(土)
|
第10講 財務管理手法の基礎と応用方法を理解する ・潰れる組織と潰れない組織の違い ・財務管理の基礎~ PL の理解と実務的収支管理~ ・財務管理の応用~投資とリターンの理解(BS、CF) |
第11講 金融機関の介護事業者の見方を理解する ・地域の中での金融機関の役割と位置づけ ・銀行の今を知り、さらに内部事情を知り、銀行と仲良く付き合う方法を知る ・銀行がどのように介護事業所をみているのか~事業性評価の視点を学ぶ~ ・中長期的な視点での資金計画が最も重要 |
|
第12講 地域営業の手法を理解する 課題:資金計画・営業計画の策定
・介護事業所の生き残りは営業力にかかっている ・「地域の何でも屋」として様々な関係機関の役に立つ ・一般的な営業と地域営業の違い ・段階をわけて実践に備える(第1段階~第4段階) |
チーム成果創出力の習得
日程 | カリキュラム |
---|---|
第6回
2019年 11/15(金) |
第13講 施設長の仕事の実務を理解する ・利用者管理、利用者情報の収集と疾病に対する理解 ・キーパーソンとの関係構築に向けた手順 ・ケアプランの確認とサービス実施状況の確認 ・職員管理のポイント ・施設・設備管理のポイント |
第14講 組織管理・人事管理・労務管理手法を理解する ・組織づくりのポイント。職員の意欲と満足度向上に向けて ・モチベーションの源泉に欠かせない1on1面談手法 ・リーダーの育成と人材育成のケース別OJT マニュアルの必要性 ・働き方改革で求められる介護施設での労務管理の実務 |
|
第7回
2019年 12/6(金) |
第15講 人材獲得手法を理解する ・採用ターゲットごとにあわせたブランディング ・各ターゲットに刺さる訴求情報をたな卸し ・職場見学・職場体験・面接による惹きつけ手法 ・職員紹介制度の仕組み化 |
第16講 海外人材採用の動向・手法を理解する ・海外人材採用の最新動向と具体的対応実務 |
分析・計画策定力の習得
※第19 講の成果発表会は経営者様のご参加をお願いしております。参加が難しい場合は経営者の方と第19回までに面談をお願いします。
日程 | カリキュラム |
---|---|
第8回
2020年 1/10(金) |
第17講 現状分析手法を理解する ・利用者サービスレベルをアンケートにて実態調査。サービス内容に対する理解度を把握 ・統計値と施設の実際の経営データを比較して財務上の課題点を理解 ・組織アンケートによる意欲・満足度向上施策のポイントを理解 |
第18講 目標・計画設定方法を理解する 課題:現状分析と計画策定の実施
・ビジョン・戦略に基づく事業目標の設定 ・事業目標を達成するための重要成功要因と主な目標指標の特定 ・具体的な目標値と実践につなげるアクションプランの策定 ・戦略の徹底が経営の差をつける_PDCA サイクル |
|
第9回
2020年 2/22(土) |
第19講 現状分析結果と計画内容を発表する 課題:今回の成果物を実際の事業計画に繋げる
・成果物として策定した実行プランを全体に対して発表 ・発表内容に対する講評 ・発表内容を踏まえた卒業式 |
受講に関する注意事項
・開催初日の5営業日前からのお取消しについては、お振込いただいた受講料をご返金することはできません。
・開催初日の6営業日以前のお取消しについては、既にお支払済の場合、返金手数料(一律税込1,000円)を差し引いてご返金いたします。
・受講料に参加のための交通費・宿泊費・食費は含まれません。ご自身で手配をお願いいたします。
・講師の急病や荒天・天災、申込者が弊社規定人数に達しない場合等により、講座の延期または中止、内容の変更、講師の変更をさせていただく場合がございます。その場合、中止に限り受講料を返金いたします。また、講座の延期や中止にともない受講者側に生じた受講料以外の費用等の賠償には一切応じかねますので、予めご了承ください。
・ビデオ・録音機の持ち込みはご遠慮願います。
お支払いについて
・お振込先等につきましては、開催決定後に申込書記載のメールアドレス宛にご連絡をいたします。
・開催2週間前になってもメールが届かない場合には、迷惑メールフォルダをご確認の上、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
・勤務先のご都合などにより、早めのお手続きが必要な場合には恐れ入りますが、事務局までご相談いただきますようお願いいたします。
講師紹介
![]() (社福)恵仁福祉協会 常務理事 大学卒業後に民間金融機関に就職。87年より茨城県内の特別養護老人ホームに生活指導員として勤務し、91年に長野県に移住。医療法人に所属して特別養護老人ホームアザレアンさなだの建設に着手。93年には同施設と真田町デイサービスセンターを開所し、施設長に就任。全国小規模多機能事業者連絡会会長、日本社会事業大学専門職大学院特任教授なども兼務。 |
![]() 株式会社ポラリス 代表取締役 医療法人社団オーロラ会 理事長 平成12年度の創業以来、「いつまでも住み慣れた家と地域で元気に暮らしていただく」という変わらぬ思いで、ご利用者に身心ともに元気になっていただくための自立支援介護の考え方を追求し、パワリハをはじめとするリハビリプログラムを丁寧に運用する「質」の向上を追及し続け、直近5年間で約500名の介護保険卒業者を生み出し続けている。 |
![]() 株式会社 日本経営 取締役会長 入社後、新規営業・新商品開発・事業開発などを推進し、07年より株式会社日本経営 代表取締役社長(三代目)。グループ各社の組織化と国際化を推し進め、15年に会長就任。次世代の育成、事業承継については随一の実績を持ち、特に組織を一枚岩にするコンサルティングには定評がある。(公社)日本医業経営コンサルタント協会会員 認定登録 医業経営コンサルタント。 |
![]() 介護福祉コンサルティング部 副部長 04年に日本経営入社。14年間で医療機関・介護事業所を中心に延べ120法人以上へのコンサルティング実績を有している。『「誰もがその人らしく暮らすことを 選択できる」社会の実現に貢献する』をコンセプトに日本経営の介護福祉専門のコンサルティングチームを組成。特に戦略策定支援、事業所開設支援、満室対策、ケア基準の統一化、管理職研修と一般職員研修、キャリアパス・教育体系構築と賃金制度構築、など介護事業所経営に関するコンサルティングを得意としている。。 |
ほか多数登壇予定