みんなの疑問Q&A

Q:老健の運営管理において、現在注目されている取り組み、即刻改善策を講じるべきこと、今後の老健の在り方に大きな影響を与えるテーマには、どのようなものがありますか?

“みんなの疑問Q&A” への3件のフィードバック

  1. 日常業務の忙しさや知識不足から、LIFE導入に踏み切れない施設が多いのが現状です。しかし、今後の大きな方向性を考えると、最低限LIFEを日常業務として導入するのは避けられないでしょう。そこから、自立支援施設としての成果が上げられるサービスにレベルアップしていくことが求められていきます。導入はまだ遅くありません。LIFEで記録に残すことで、全国の施設との比較から職員のサービスの質を高める意欲にながるはずです。

  2. セラピストを中心に配置した運営が必要では(宇野明人) より:

    質の高いセラピストを運営の中心に配置することも重要なテーマです。老健にも医療の役割が課せられるようになるとの見方がされている中、流れに乗っていける老健、淘汰される老健の分かれ目になるかもしれません。利用者の自立支援を考えられる質の高いセラピストが、老健運営の中心に据えられているかが重要になると考えます。

  3. いまだからこそ、人材定着の施策を打つべき(宮本翔) より:

    人材定着のための施策も、緊急課題でしょう。現在、コロナ禍の影響で一時的に人材不足が解消されている施設も出ていると聞きます。こうした人材を定着させることに、まず取り組む必要があります。職員定着には、報酬よりもまずは役割が重要です。とくに介護未経験者や外国人技能実習生に対して、自分に役割があり、施設から必要とされているという実感を持たせるために、個別面談をおろそかにせず、個人の特性や性格を少しでも多く把握して適材適所の配置を心掛ける必要があります。

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