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ベースアップ評価料を今すぐ導入するか、周囲の状況をみてから決めるか?/歯科コンサルが秒で回答

  • 業種 病院・診療所・歯科
  • 種別 トピックス

A or B 歯科医院経営どっちが正解?

ベースアップ評価料、今すぐ導入か、周囲の状況をみてからか

#評価料 #賃金改善 #人材確保

従業員10名のN歯科医院では、現在「ベースアップ評価料」を導入していません。知人の医院も導入する中、N院長も検討はするものの、「複雑な事務作業の負担」「対象外スタッフとの不平等の解消」「一度上げたら下げられない固定費リスク」など考えると、導入に踏み切れません。N先生の判断としてどっちが正解?

A:今すぐ導入する
B:もう少し周囲の状況をみて判断する

「AかBか、どっちが正解?」
前提条件なしに、歯科医院経営の専門家11名に「秒で」答えてもらいました!

歯科コンサル専門家の回答は?

専門家11名が秒で答えました


A:「今すぐ導入する」を選択派

  • 最低賃金の上昇含め、外部環境の変化で採用が難しくなっています。そんな中、持ち出し無しで一定期間でも待遇を良く出来るのであれば、導入を検討した方がよいと思います。

  • ベースアップ評価料に対する意見や解釈は様々ですが、適用しているか否かで、診療報酬算定の条件等への影響も懸念されます。保険診療を進めていくのであれば、国策や厚生労働省の方針に沿って導入を進めたほうがいいでしょう。

  • 先生にとっては少し煩雑な作業が増えてしまいますが、従業員さんへの賃上げのメリットの方が大きいと考えます。

  • 国の方針として、衛生士をはじめとした採用・定着が重点的にあげられており、その施策として施設基準が設けられています。基本的には収入を原資として給与還元することが目的であるため、大幅な減収が見込まれない限りは、進めていくのがよいと思います。

  • 近隣でも導入されると、未導入は「相対的な賃下げ」となり、その影響は事務負担を上回るでしょう。点数も増加しており、導入を見送ることは人材確保における競争力低下という最大のリスクを招くと考えられます。

  • ベースアップ評価料を算定しているかどうかで、今後行政や歯科医師会から受けられる恩恵が変わるため、今すぐに導入すべきだと思います。

  • 「賃上げに取り組むかどうか」が問われている制度ですし、申請・報告等もかなり簡易的になっているので、今すぐ導入すべきと考えます。

  • 口に出さなくても、スタッフが不満・疑問に感じているかもしれません。導入する方向で前向きに考えられるべきかと思います。

B:「もう少し周囲の状況をみて判断する」を選択派

  • 増収額が限定的な一方で事務負担固定費リスクが重く、対象外スタッフとの不公平感も生じやすいため、まずは周囲の運用実態と収支影響を見極めるのが合理的です。

  • 事務負担対象外スタッフとの不公平固定費増加などのリスクは大きいため、まずは収支シミュレーションと他院の運用状況を確認してから判断する方がよいと思います。

  • 制度が本格的に内容のブラッシュアップされてきているので、報酬改定の決定を踏まえて、きちんと状況を把握してから導入することをお勧めします

ベースアップ評価料、今すぐ導入か、周囲の状況をみてから決めるか?対応を分ける論点は?

「ベースアップ評価料、今すぐ導入するか、周囲の状況をみてから判断するか?」。専門家が秒で答えた回答から見えてきた論点は、主に次の3点が挙げられそうです。

人材の「確保・定着」における競争力と離職リスク

Aは採用難や離職リスクを主張し、Bは対象外スタッフとの不公平感を懸念しています。未導入によって「相対的な賃下げ」になるデメリットについて、許容範囲をどう見極めるかが、一つの論点となりそうです。

「事務負担」の実態と「国策」への適応性

Aは手続きの簡素化と国策への順応を重視し、Bは依然として残る事務負担について心配しています。報告作業が医院の運営キャパシティをどれほど圧迫するのか、また今後、評価料の算定有無が他の補助金や診療報酬に波及する可能性をどう評価するかが、論点の一つとなりそうです。

「固定費増加」のリスクと「収支シミュレーション」の精度

Aは持ち出しなしでの待遇改善を期待しています。一方Bは、制度の継続性と固定費の硬直化を危惧しています。将来的に算定要件が変わった際にも賃金を適切にコントロールできるか、中期的な賃金のあり方について、一つの論点となりそうです。

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本稿は、歯科経営で判断を迫られるテーマに対して、専門家が前提条件なしに直観的な回答を述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

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