お役立ち情報

コンサルティング・レポート「人事評価制度を一ヶ月で導入するパッケージ」

  • 業種 病院・診療所・歯科
    介護福祉施設
  • 種別 レポート

人事評価制度構築のプロセスをパッケージ化

  • 外部環境の変化が激しく、職員数100名弱の法人では、人事評価制度の構築に日数をかけることができなくなってきている。
  • パッケージ化された人事評価制度(SS評価)は一ヶ月で導入でき、円滑な運用が行えている。

人事評価のパッケージ「SS評価」のキット内容一覧

  • 評価表(目的別の3タイプと役職者用)
  • 人事評価ガイドライン
  • 人事評価スケジュール
  • 人事担当者向けスタートBOOK
  • 目標達成評価 指標一覧
  • 評価者向けスタートBOOK
  • 評価者のための人事評価あれこれQ&A

人事評価制度の構築・見直しに時間をかけられない

少子高齢化や働き方改革の影響で、職員の入れ替わりが激しくなり、副業や短時間労働など働き方が多様化しているという声を、よくお聞きします。

経営サイドからすれば、職員一人ひとりに求めることが多様化するとともに、期待する人材像についても、これまでとは違ったものになっていくということです。

人事評価制度の大きな目的は、法人の戦略に基づいて職員に何を求めていくのか。そのメッセージを発信することです。そのため、これまでは半年から1年程度かけて、オーダーメイドの人事評価制度を構築することが少なくありませんでした。

しかし、環境がこのように変化していると、制度設計に時間をかけているうちに外部環境が変化してしまい、制度を導入する前に再度一から見直すといったケースも散見されるようになってきました。

人事評価制度の構築・見直しには、日数をかけられない。職員数もそれほど多くはないので、まずは短期間で「試作」のように導入し、その後、運用しながら改善していきたい。とくに職員数100名未満の法人さまからは、このような声を頂くケースが増えているという実感があります。

人事評価制度を短期間で導入するにはどうすればよいか

では、短期間で導入するには、どうすればよいでしょうか。

まず考えられるのは、他法人の制度をカスタマイズして、ほぼそのまま取り入れる方法です。しかし、人事評価制度はその法人の戦略に合わせてオーダーメイドで設計・運用されているので、「他法人の制度では、自法人にはフィットしない」。実際に、そうなのだと思います。

では、私どものようなコンサルティング会社に、短期間で制度構築を依頼するのか。プロセスが変わらなければ、短期間で構築するとコンサルティングのフィーは高額になることも少なくありません。「なかなか手が出ない」という声をいただきます。

人事担当者が自力で作り上げるか。しかし、なかなか難しいでしょう。なぜなら、人事評価制度にどれだけ精通していても、組織内にはいろいろな声やパワーバランスがあります。「内製化するほうが、かえって合意形成に時間を要して結論が出ない」。

つまり、上記のいずれの方法でも、人事評価制度を短期間で導入することは難しい、ということになります。

人事評価制度で最も核になる「評価表」の標準化

「人事評価制度を短期間で導入したい。運用の中で、精度を上げていきたい」。お客様のこのような声に、どのようにお応えしていくか。

私たちは、組織人事のコンサルタントが一堂に介して、何度もカンファレンスを実施しました。人事評価制度構築のプロセスを見直し、時間を要する工程を極力そぎ落としていきました。

人事評価制度で最も核になるのは、「どのような評価表をつくるのか」という点です。ここに法人のメッセージが込められ、意見も分かれて時間がかかる工程になります。

私たちはこれまでのコンサルティングのノウハウを持ち寄り、目的別に3つのタイプの評価表を整備しました。

①「経営意識の向上」を目的にするタイプ
②「離職防止」を目的にするタイプ
③「キャリアアップ」を目的にするタイプ
これに加えて、
④「役職者用」の評価表

計4つの目的別評価表から選択していただき、それをベースに法人に合わせてカスタマイズすれば、人事評価制度は驚くほど短時間でスムーズに構築できるようになりました。

運用面も標準化した、人事評価制度のパッケージ

一方、現場ではもう一つ問題があります。

人事評価制度を設計したものの、その後の運用のほうが大変である、ということです。「評価者が評価の仕方を理解していない。どう伝えればよいか」「面談に対する意識に濃淡がある。具体的な面談の仕方をどう伝えればよいか」・・・

そこで、「評価者向けのガイドブック」「全職員向けのガイドブック」「人事評価Q&A集」など、運用面でのテキストも標準化しました。職員数おおよそ80名以下の法人では、このパッケージで、十分に人事評価制度を導入・運用できるはずです。

ほぼ一ヶ月で人事評価制度を設計し導入できるこの、smoothでsimpleなパッケージを、私たちは「SS評価」と名づけました。

データに基づいた組織・人事戦略へと舵を切る

「本当に、一ヶ月で人事評価制度が設計できるのか?」半信半疑でセミナーにご参加・導入いただいたお客様も、その後、無事に運用されています。

運用がうまくいっている要因の一つに、クラウドでの運用があります。紙やエクセルではなく、クラウドでの人事評価制度の運用をお勧めし導入いただいていることが、大きな成功要因なのです。

なぜなら、これまでのように紙やエクセルで運用していると、ただひたすら取りまとめ作業が山積みし、この運用がいつまで続くのかという大きな疲弊感があります。しかしクラウドで運用することで、人事課や総務課が取りまとめ作業から開放され、一人ひとりの評価結果が蓄積されて、「経年比較」や「異動・キャリア支援」など、データに基づいた組織・人事戦略へと大きく舵を切ることができるからです。

私たちが自信をもってお勧めする、医療・福祉の人事評価制度のパッケージ。

サンプル帳票や料金は、下記のボタンからダウンロードできます。(推奨:職員数が80名以下の法人さまに特に推奨しております)。

レポートの執筆者

杵島凌太(きしま りょうた)
株式会社 日本経営 コンサルタント

医師・病院、介護職員の人事評価・賃金制度の構築、役職者・職員研修など、病院・介護人事マネジメントを広く支援する。正確な分析・対応と、ホスピタリティに定評があり、全国の病院・介護福祉施設で「SS評価」「クラウド人事評価」の導入支援を担う。

本稿は掲載時点の情報に基づき、一般的なコメントを述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。

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