給与計算の事例Q&A「給与明細書の封入について」
Q : 給与明細書のお渡しを迅速に行いたい。
従業員が300人いる中小病院で、病院だけではなく、他にも社会福祉法人、保育所など拠点が1箇所に留まっておりません。
給与明細書を発行しても、従業員の手元に届くのは給与支給日後になる事が多く、従業員には申し訳ないと思いながら、日々の業務に追われ後回しになっています。
また、支給日に間に合ったとしても、出勤していない非正規社員は、後日お渡しする形になり、出勤していない非正規社員の自宅に送付するという事も考えましたが、手間とコストがかかり実際には実現できていない状況です。
A : 社会保険労務士からの労務管理アドバイス
弊社では給与明細書は紙で発行、若しくはWEB給与明細書を選ぶことができます。紙でお渡しするのであれば、封筒に封入し封を閉めて拠点ごとに給与明細書をお送りすることもできます。
また、退職時にはご自宅に給与明細書、源泉徴収票をお送りさせていただいてますし、WEB明細書では、メールアドレスを登録して頂くだけで、外出先でもインターネットを通じて閲覧して頂くことが可能です。
給与計算代行から給与明細書の封入作業までの一連の業務をお任せして、手間と時間が省けて大変助かっております。支給日に出勤していなかった非正規社員にも、給料日には手元に給与明細書を届ける事ができ、長年の悩みが解消されました。
また、退職者への給与明細書の送付についても、退職者にわざわざ来ていただく必要も無く、電話でのやり取りだけで済んでおります。
本稿は掲載時点の情報に基づき、一般的なコメントを述べたものです。実際の経営の判断は個別具体的に検討する必要がありますので、専門家にご相談の上ご判断ください。本稿をもとに意思決定され、直接又は間接に損害を蒙られたとしても、一切の責任は負いかねます。