労働保険・社会保険の手続き事例Q&A「事業所閉鎖にともなう廃止手続き」
Q : 経営状況悪化のため、事業所を閉鎖します。保険関係手続きをお願いできますか。
経営状況悪化のため、3ヵ月後をめどに事業所を閉鎖することになりました。従業員全員の離職票を発行したり、事業所に関する届出など、閉鎖に伴う手続き全てをお願いできますか。
A : 社会保険労務士からの労務管理アドバイス
事業所閉鎖の際の手続としては、事業所の廃止届や従業員の保険の喪失がありますが、従業員が多いと離職票の発行が大変です。職を失うわけですので、従業員は一日でも早く失業の給付金をもらいたいと思っています。これに手間取ると、従業員からクレームや催促の嵐となってしまいます。
弊社へお任せいただければ、きちんと資料を揃えていただければ。、お待たせすることなく離職票を発行し従業員へお送りします。
事業の廃止にあたっては、多くの従業員から離職票を早く欲しいと言われていました。雇用保険に加入していた従業員が50名程度いて、今まで手続業務を行っていた従業員も退職のため、事業主である自分が離職票を発行するのはとてもじゃないけど無理だと判断し、専門家にお任せすることにしました。
必要書類を揃えて渡せば退職日後数日で従業員へ離職票を発送してもらえたため、今までがんばってくれた従業員に最後に誠実に対応できてよかったです。自分で発行していたら、きっともっと時間がかかっていたと思います。
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